
■ はじめに:小規模ECにもWMSは必要?
ECを立ち上げたばかりの頃、「在庫管理ってどうすればいいの?」という悩みはつきものです。
WMS(倉庫管理システム)の存在を知っても、「うちにはまだ早いのでは?」「コストが見合うの?」と感じる方も多いはず。
今回は、EC事業立ち上げ〜成長初期フェーズにおける在庫管理の3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
■ 選択肢①:手動管理(Excel,スプレッドシート)
✅ 特徴:
- Google SheetsやExcelを使った自前管理
- 商品名・SKU・在庫数を手入力または関数で管理
👍 向いているケース:
- SKU数が少ない(〜50程度)
- 出荷件数も少なく、誤差があっても即対応できる体制
- 社内でECと倉庫を兼任している
⚠️ 注意点:
- 二重入力によるミス
- 在庫のリアルタイム把握が難しい
- 人的ミスや棚卸漏れが起きやすい
■ 選択肢②:モール・カートシステムの標準在庫機能
✅ 特徴:
- Shopify・BASE・楽天RMSなどにある基本的な在庫機能を活用
- 販売と在庫がある程度は連動している
👍 向いているケース:
- 複数モールで展開していない(単独サイト)
- 入荷/出荷の数がそこまで多くない
- 倉庫が社内または発送代行
⚠️ 注意点:
- 複数チャネルで在庫連携が難しい(他モールとの在庫連動が手動)
- 棚卸やロット管理には対応しきれない
- 一部SKUが欠品しやすくなる恐れも
■ 選択肢③:WMS(倉庫管理システム)の導入

✅ 特徴:
- 入荷、出荷、在庫、棚卸、ロケーション管理など、物流業務を一元管理
- 外部倉庫との連携が容易
👍 向いているケース:
- SKU数が多くなってきた(100以上)
- 複数モール・チャネルで販売している
- 出荷ミスが発生し始めた or クレーム対応が増えてきた
- 1日100件以上or 出荷するSKU数、パターンが多い
⚠️ 注意点:
- 初期費用・月額費用がかかる(無料の簡易WMSもあるが機能制限あり)
- 導入と運用に業務フローの見直しが必要
■ どう判断する?WMSが“必要になる”タイミング
下記のような「兆候」が見られる場合、WMSの検討を始めるべきです。
| 兆候 | 意味すること |
|---|---|
| 出荷ミスが月1件以上発生 | 作業工程が属人化している |
| 欠品が目立つようになった | 在庫情報の更新が遅れている |
| 複数モール・複数SKUの管理がつらい | 情報が分散している |
| 発送代行を検討中・導入済み | 情報連携にWMSが必要になる |
■ WMS導入対応表
以下に対応一覧をまとめます。ECサイトの在庫、出荷件数の伸び方と相談していきましょう!
| 項目 | スプレッドシート | カートの標準機能 | WMS |
| 対応SKU数 | 少(〜50程度) | 中(〜100程度) | 多(100以上) |
| コスト | 無料〜低コスト | 中(カート費用内) | 中〜高(初期費用・月額あり) |
| リアルタイム性 | 低い(手動更新) | 中程度(自動連携あり) | 高い(リアルタイム更新) |
| ヒューマンエラーのリスク | 高い | 中程度 | 低い |
| 外注倉庫との相性 | 連携しにくい ※委託先のWMSに合わせることができればOK | やや連携しにくい ※委託先のWMSとの連携実績による | 連携しにくい ※委託倉庫先でWMSを使用している可能性あり |
■ まとめ:WMSは“成長の壁”を超えるための選択肢
WMSは単なる「在庫管理ツール」ではなく、EC成長のインフラです。
導入すべきか悩んだときは、「今の管理が限界かどうか」を自問してみてください。
ECの成長に合わせて、管理方法をアップデートすることが、次の売上ステージへの鍵になります。
WMSの導入でお困りごとがあれば、いつでもお問い合わせください!無料相談受け付けております✊
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